歩行に対する安心感や転倒に対する意識づけ、他業種との情報連携強化を実感 | 株式会社介福本舗
福祉用具相談員+理学療法士が挑戦する福祉用具の新たな評価のかたち
株式会社介福本舗はどのような特徴がある(法人)事業所ですか?
「困っているお客様に福祉用具を通して安全・安心な暮らしを提供します」を企業理念に掲げ、介護保険の枠だけに囚われず、どのようにしたら目の前のお客様のお役に立てるのかを軸に置きながら、車いすのネット販売、ラジオ配信、介護イベントの開催などの新しいチャレンジを続けていく会社です。
CareWiz トルトを導入した背景について教えてください。
担当者会議や福祉用具の選定などで利用者様の動作を確認し、適切な用具の提案をしてきたのですが、口頭やカタログだけの説明ではなかなかご自身の状態の把握が難しい場面がありましたので、「CareWiz トルト」を使用して「見える化」することで、客観的に利用者様自身の歩行状態を確認し、理解を深めることができるのでは?と思い、導入をしました。
株式会社介福本舗ではCareWiz トルトをどのように使っていますか?
歩行補助具などを検討されている利用者様に対し、独歩の場合と歩行補助具を使用した場合との2種類を測定し、利用者様と一緒に測定結果を確認することで、「果たしてその歩行補助具が必要、適切なのか?」の判断に使用しています。また、歩行状態の低下が懸念される利用者様に対し、「現在どのような状態か?」測定結果をもとに利用者様、ご家族様、担当のケアマネージャー、各介護サービススタッフにお伝えすることで、情報連携の強化やその後の経過を確認し、適切なサービスの提供をご提案するために使用しています。11/11(介護の日)にはイベントを開催し、歩行測定を実施しました。様々な方に歩行測定を行い、「今の歩行状態を知るいい機会なった。」とのお言葉を頂いています。
CareWiz トルトを導入してどのような変化がありましたか?
歩行分析AIで「見える化」することで、より現在の利用者様の状態が把握しやすくなり、ご本人様、ご家族様、他業種への伝達が楽になりました。また、利用者様自身もご自身の状態の理解が深まり、歩行に対する安心感や転倒に対する意識づけの重要な一役を担っています。
今後取り組みたいことを教えてください。
「CareWiz トルト」を使用し、より良い福祉用具のご提案や利用者様、ご家族様、他業種にとって歩行状態をより深く理解するためのツールとして使用していきたいと考えています。また、介護予防に繋げるため、地域の運動教室などの出前講座などに使用し、現在の歩行状態と今後考えられるリスクを把握して頂き、自分自身で取り組めること、サービス利用した方がいいか?などの一つの指針にして頂きたいと思っています。
今後CareWiz トルトを知り合いの方におすすめするとしたら、一番のメリットとして何とお伝えしますか?
特別な機材を用意しなくても簡便に測定、使用できること。歩行分析を数分で行い、わかりやすく文章化、データ化してくれ、尚且つ動画を共有することでより他業種にとって歩行状態が把握しやすくなることが一番のメリットかと思います。